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「ハルさんちのハンドメイド~大きな手小さな手」第十三回 池田ハル

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イラストレーター池田ハルが娘さんと一緒に作る楽しいハンドメイド!!

「ハルさんちのハンドメイド~大きな手小さな手」第十三回 池田ハル

  • 野菜のスタンプで羽子板に絵付けをしてみよう!WS~ルポマンガ。
  • 展覧会レポート2~野菜のスタンプとどんぐりコロコロのフレーム。
  • 展覧会に飾れなかった等身大の絵~黒板ドローイングのように。

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寒中お見舞い申し上げます。 今年も放電横町をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年末にこどもたちと「羽子板WS」で羽子板に絵付けをしました。本当はお正月に遊んでもらうために企画したもの、ちょっと遅れてしまいましたがー、松の内も明けた頃にやっとわたしたちの「羽子板」も完成しました。

女の子にとっては、成長を願って初正月に贈られる特別なお守りでもありますね。装飾品としての羽子板もステキですが、やっぱり羽根つき!親子でいかがでしょうか。 ということで、制作レポートとルポマンガはこちらから~。

野菜のスタンプで羽子板に絵付けをしてみよう!WS~ルポマンガ。

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みんなの羽子板。とってもいいです!!!

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無地の木製羽子板を準備。まずはじめに、オクラをカットして中の種を丁寧に取り除いてから絵の具をつけてペタペタとスタンプ。

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つまようじを使って模様をつけたりーと、これは子どもたちのアイデア。

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大胆な梅の枝と花ができました!

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オクラの梅の花スタンプからはじまり~思い思いに描いてもらいました。お兄ちゃんは大好きなサッカーボールを、ママの描いた妖怪ウォッチも人気!鮮やかに仕上がりました。左端はわたしがあらかじめ見本として描いたもの。地味ですね~。

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左、わたしの羽子板。ベースの木目を生かすと鉛筆では薄すぎました。右、娘さんの羽子板裏面。和紙をカットして貼ったりしました。

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皆さんの羽子板に刺激を受けて、ジェッソで下地を作ってから改めて描きました。左、私の羽子板表面。右、娘さんの羽子板。仕上げにニスを塗ってピカピカです♪

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わたしたちは、羽子板に絵付けする方が楽しくて、あまり遊びませんでした~。

展覧会レポート2~野菜のスタンプとどんぐりコロコロのフレーム。

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展覧会で展示した絵です。これも野菜のスタンプを使って作りました。オクラとピーマンはわりとスタンプし易かったですが、ハスは角度によっては難しかったです。でも、キレイに押せると面白い模様です。玉ネギもやや難しかったです。

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ハルさんち~の刺繍&タイトル絵を、こんなかんじに額装しました。

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どんぐりコロコロのフレーム。丸くて大きめのどんぐりを集めてフレームにしてみました。中の絵もどんぐりを紙の上でコロコロさせて描きました。この大きなどんぐりは立川の昭和記念公園で拾いました。近くの公園にはない種類のものです。大きさや形が微妙に違うのが面白いです。

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おまけのどんぐり。風邪でお休み中にビデオを観たり絵を描いたりしました。どんぐりの色塗りが楽しそうでした。特に何に使うわけでもないのですが、これはこれで可愛いかも。ちなみにこれは代々木公園で拾って来たどんぐりと椎の実です。子どもはどんぐりが好きですね^^

展覧会に飾れなかった等身大の絵~黒板ドローイングのように。

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こちらも展示用に描いたものでしたが、大きすぎて飾れませんでしたからここに公開します。黒い画用紙の上に娘さんに寝転んでもらって、等身大の輪郭をなぞり二人で自由に描いて行きました。 親子クラスや別のワークショップでも制作したことのある方法でしたが、昨年ワタリウム美術館で一緒に「ルドルフ・シュタイナー展」を観て来たので、あのチョークの絵みたいに描いてみようか、と話しました。=黒板ドローイング「思考する絵」。うーーーん、すっごく楽しかったです!!

今日はここまで。

池田 ハル プロフィール

福岡生まれ。セツ・モードセミナー卒業後、古着屋店長、デザイナーなどを経てフリーランス。イラストレーターとして女の子の企画を中心に活動中。ハンドメイド好きな一児の母親でもある。
「小さな手が大きくなるまで一緒に手作りできたらいいなぁ♪」

HALNOTE.COM
http://www.halnote.com


「肯定マン」第4話 ジェスロマル

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『アックスVol.98、Vol.100、Vol.1022』に掲載された「肯定マン」シリーズの続編。

『アックスVol.98、Vol.100、Vol.102』に掲載された「肯定マン」シリーズの続編。困っているところに駆けつけ、どんなものでも全力で肯定してくれる正義の味方(?)肯定マンが大活躍……!?

【ジェスロマル(jethllomaru)】
第16回アックスマンガ新人賞駕籠真太郎個人賞受賞(「肯定マン」)。自身のホームページなどでWeb漫画(「呪ウーマン」)を連載中。
http://www.jethllomaru.com/

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「狂いゆく男」第4回 後藤友香

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「正義隊」の後藤友香が放つ謎に満ちたホラーラブストーリー。

「正義隊」の後藤友香が放つ謎に満ちたホラーラブストーリー。 得体の知れない恐怖があなたの野性本能を呼びさます!待望の新連載にご期待下さい!!

【後藤友香】
マンガ家・画家。1978年東京生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。
2001年「マンホールの謎」で第3回アックスマンガ新人賞南伸坊賞受賞。
2002年、第125回ザ・チョイス入選。個展多数、ロックバンドのPVアニメーションやミュージアムショップのグッズを手掛けるなど、アート方面でも活躍する。
著書に漫画『正義隊』1~4巻(青林工藝舎)、画集『鉄道画集』(よるひるプロ)、
小説家の古川日出男と共著の絵本『コレクションさん』(青林工藝舎)、挿絵『笑う鉄道 上京編』(ヨシモトブックス)等がある。
http://homepage3.nifty.com/yukarock/

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「もちが焼けたよ」第7回 筒井ヒロミ

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餅になったおじいちゃんと一緒に暮らす大河くん、えっ、どーなっちゃうの!?

「おじいちゃんがモチになっちゃったんだよ」
「最近はやってるんだよ、高齢者のモチ化。でもまさかウチもなんてね…」
「モチなら食べてしまえばよいではないですか!」
「そうはいかないよ、一応おじいちゃんなんだから…」
モチになってしまったおじいちゃんと暮らす大河くんとその周辺のお話「もちが焼けたよ」が
4コマ漫画になって放電横丁に登場です。どうぞお楽しみに!

【筒井ヒロミ】
1977年生まれ。2009年、32歳で会社を辞めて漫画の持ち込みを始める。
第13回アックスマンガ新人賞・南伸坊個人賞受賞。
○著書『トロミちゃん THE TOROBAKO GIRL』(青林工藝舎)
○ブログ http://nya-nya-studio.com/

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「もちが焼けたよ」第8回 筒井ヒロミ

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餅になったおじいちゃんと一緒に暮らす大河くん、えっ、どーなっちゃうの!?

「おじいちゃんがモチになっちゃったんだよ」
「最近はやってるんだよ、高齢者のモチ化。でもまさかウチもなんてね…」
「モチなら食べてしまえばよいではないですか!」
「そうはいかないよ、一応おじいちゃんなんだから…」
モチになってしまったおじいちゃんと暮らす大河くんとその周辺のお話「もちが焼けたよ」が
4コマ漫画になって放電横丁に登場です。どうぞお楽しみに!

【筒井ヒロミ】
1977年生まれ。2009年、32歳で会社を辞めて漫画の持ち込みを始める。
第13回アックスマンガ新人賞・南伸坊個人賞受賞。
○著書『トロミちゃん THE TOROBAKO GIRL』(青林工藝舎)
○ブログ http://nya-nya-studio.com/

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「ハルさんちのハンドメイド~大きな手小さな手」第十四回 池田ハル

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イラストレーター池田ハルが娘さんと一緒に作る楽しいハンドメイド!!

「ハルさんちのハンドメイド~大きな手小さな手」第十四回 池田ハル

  • あにゅーしゅか・着せ替え人形(マグネット・タイプ)
  • 卒園ワークショップ「想い出の小さなキャンドルホルダーを作ろう!」
  • はじめてのドライポイント@世田谷美術館にて100円ワークショップに参加。
  • フリースで手形の手袋をつくろう

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あにゅーしゅか・着せ替え人形(マグネット・タイプ)~小口十四子さんに教えてもらいました。

アックスの作家さんはマンガの作風もそれぞれとても個性的なのですが、グッズ類もすごくユニークで面白いのです。グループ展やガレージセール等へわたしも参加させていただく度に皆さんの商品のアイデアとその品質に驚きます。ちょっとマネできないものばかり!

その中でも、少し前からどうしても欲しくて自分でも作ってみたい!と思っていたものがありまして… 今回お願いして教えてもらいました。
小口十四子さんのマンガ「演劇少女☆カヨコ」の着せ替え人形(マグネットタイプ)です。バッグや眼鏡、小さなアクセサリーまで細かく手作りなんですよ。すっごく可愛い!
キャラクター紹介:左から~マナ、タクヤ、エモちゃん、カヨコ。マンガも面白いので是非読んでみてください。アックスにて連載されています。

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そんな訳で、小口さんの着せ替え人形を見本にしてわたしも作ってみました。
「あにゅーしゅか・着せ替え人形」キャラクター紹介:クロエとマリコです。各話で彼女達が着ていたコスチューム+小物です。なかなか良く出来たと思います!さっそくうちの娘さんも組み合わせて遊んでいます。これ、マグネットでくっつくから遊びやすいみたいですよ~♪

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それから、この着せ替え人形を持って街へ。表参道ヒルズ内にある新しいタイプの古着屋さん、セレクトリサイクルショップの「PASS THE BATON」にて撮影。
アーティストやタレント、個人から集めた想い出の品物に持ち主のストーリーを添えて販売するーというシステム。入り口にはヴィヴィアン佐藤さん出品の大きな熊の剥製が!他、野宮真貴さんのバッグなど。お手頃価格で販売されていました。ヴィンテージの生地もカット販売されるなど、品揃えがユニーク!店員さんの白衣風ユニフォーム(?)もオリジナル商品のネクタイがくっついてて素敵でした。私好みの空間、ここで着せ替えを撮影したいなぁ…と思いお願いしてしまいました。入り口のドアに貼付けてみました!

ご協力いただいた小口さん、PASS THE BATONの皆さま、どうもありがとうございました。

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卒園ワークショップ「想い出の小さなキャンドルホルダーを作ろう!」

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早いもので、娘さんも幼稚園を卒園する季節となりました。年中組の春頃からこの連載を考えつつ作りはじめたもの、その前から作って来たもの、いろいろとありますが。今回はストーリーテリングでお世話になった年少組のお友だちとの「卒園ワークショップ」を企画、はじめて近くの区民施設をお借りしました。

男子多めのチームで得意の紙粘土を使いました。それぞれに「想い出の小さなもの」を持って来てもらい、ビー玉や貝殻、キラキラの石、色を塗ったどんぐり、ミニカーもありました!紙粘土に埋め込んで形作ります。今回は紙粘土のホイップクリームも用意。美味しいスイーツ風に仕上げて行きました。途中からキャンドルホルダーよりも、おだんご作りに夢中になるこどもたちもー。それも楽しい~!色とりどりの可愛らしい想い出のキャンドルホルダーが出来上がりました♪

出来上がったホルダーを使い、キャンドルに火を灯して、ストーリーテリングの先輩ママさんに1話お願いしました。みんな1時間以上夢中で作った後なのに、おとなしくお話に耳を傾けてくれました。

はじめての場所での物作りとストーリーテリングは楽しかったです!仕上げはわたしが持ち帰り、乾いてからラメ入りのニスを塗りました。娘さんがラッピングを担当。
また時々企画したいと思います。皆さん、卒園してもどうぞよろしくお願いします!

はじめてのドライポイント@世田谷美術館にて100円ワークショップに参加。

寒空の下、世田谷へ。世田谷美術館「難波田史男の世界―イメージの冒険」展、関連企画、100円ワークショップ「トライ!ドライポイント」へ参加して来ました。はじめてのドライポイント、プレス機は別の版画で何度か使ったことありましたが。

学芸員とボランティア・スタッフの方々が子どもにも解るように丁寧に教えて下さいました。ニードルで傷をつけたところにインクが入ってーと理屈では解っているんだけど、版を布で拭く加減で仕上がりが全然違う…。これは何度もやってみたいですねぇ。それにしても100円とは!素晴らしい企画だと思います。展示毎に関連企画として開催されているようですよー。

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フリースで手形の手袋をつくろう

そろそろ季節外れとなりそうですが、この冬わが家で大活躍した手袋をご紹介。子どもの手形をペタリと取って、それを型紙として切り抜いて作りました。大人の手袋の型紙は持っていたので、だいたい親指の位置を合わせて縫い付けて出来上がり!同じ方法で自分用の手袋も作りました。フリースは多少伸び縮みするので、そんなにきっちりサイズを取らなくてもカンタンに作れますよ~。同じ素材で今年はネックウォーマーも親子で作りました。こちらも別の機会にまた~。

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じゃぁまた来年の冬にね!

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さぁ、小学校へバトンタッチ!

今日はここまで。

池田 ハル プロフィール

福岡生まれ。セツ・モードセミナー卒業後、古着屋店長、デザイナーなどを経てフリーランス。イラストレーターとして女の子の企画を中心に活動中。ハンドメイド好きな一児の母親でもある。
「小さな手が大きくなるまで一緒に手作りできたらいいなぁ♪」

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西成日記放電横丁版・第1回/藤枝奈己絵

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西成のゲストハウスに住んでいた経験を生かして描く西成の愉快(?)な日々。

大阪・西成のゲストハウスに住んでいた経験を生かして描く西成に住む人々の愉快な(?)な日々。 取材は継続中なのでどうぞお楽しみに!!

【藤枝奈己絵】1999年『ヤングマガジン』にてデビュー。その後『別冊ヤングマガジン』『アックス』などの作品を発表。著書に『変わ ってるから困ってる』『夢色お兄ちゃん』『赤子よ日記』(青林工藝舎)がある。 ブログ『幼児よ日記』 http://blog.livedoor.jp/gogoaverage/

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「ノドの迷路」第12回 逆柱いみり

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『アックスVol.94~Vol.100』に連載された作品の続き。

『アックスVol.94~Vol.100』に連載された作品の続き。ノドのあたりが変になってしまった同級生を連れて保健室に行ったが、ヤブ医 者の手術で形が奇怪に変わってしまった同級生を、人間の形にもどすために二人は迷路のような町を歩き回るのだが…。

【逆柱いみ り】
月刊漫画「ガロ」1989年10月号に「くじら」その他短編で入選。その後『ガロ』『アックス』などで作品を発表。著書として『ネ コカッパ』(河出書房新社)『赤タイツ男』『空の巻き貝』(青林工藝舎)などがある。
漏電銀座裏通り http://d.hatena.ne.jp/nkpmkp/

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「流れる雲のように」 第10話 末井昭

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高校卒業し出版界に入るまでの苦悩と葛藤を描いた連載小説! 挿画/東陽片岡

「流れる雲のように」 第10話 末井昭

10. 夜のお勤め

1年半勤めた作画会を無事退社し、2月からクイーンビー・チェーン企画部宣伝課、正式名称は株式会社根本観光に勤めることになったのでした。

作画会に通勤していたときは、祐天寺から東横線で渋谷に出て、渋谷から山手線に乗り換えて駒込まで行っていましたが、今度は東横線の中目黒で地下鉄日比谷線に乗り換えて上野まで行きます。といっても、まっすぐ上野に行くわけではありません。たいがい日比谷か銀座で途中下車します。

なぜかというと、クインビー宣伝課の始業時刻が午後2時だったからです。勤務時間は2時から夜の11時までで、普通の会社より5時間ほど夜にずれ込んでいます。それに合わせて遅く出ればいいのですが、一緒に住んでいるM子さんが東芝の工場に行くため早く起きるので、僕も一緒に起きてしまうのです。

部屋に1人でいてもつまらないので、9時頃にはアパートを出て電車に乗り、日比谷で降りて映画を観たり、あるいは銀座で降りてぶらぶら歩いたり、喫茶店に入って思い付いたことをノートに書いたりする毎日になりました。そういう時間は楽しいのですが、否が応でも夜の仕事をしている気分になってきて、なんとなく自分が世間からどんどんはぐれて行くような気がしていました。

クインビー宣伝課の仕事は、午後2時15分の朝礼から始まります。宣伝課の人たち20人ぐらいが集まり、係長や課長が話す連絡事項を聞いたあと、みんなで武田節を歌うのが日課でした。武田節は三橋美智也が歌ってヒットした流行歌ですが、威勢がいい出陣の歌であることと、社長が武田信玄ゆかりの山梨出身ということもあって、クインビー・チェーンの社歌になっていました。僕はいまでもソラで歌えますよ。ちょっと歌ってみましょうか。

♪甲斐の山々 陽に映えて~
     われ出陣に 憂いなし~
     おのおの馬は 飼いたるや
     妻子につつが あらざるや
     あらざるや~~

♪祖霊まします この山河~
     敵にふませて なるものか~
     人は石垣 人は城
     情けは見方 仇は敵
     仇は敵~~

オリジナルではこのあと詩吟が入って3番に入るのですが、3番の歌詞は忘れてしまいました。腰に手をしてみんなで歌うのが恥ずかしいというか、生理的にそういうことがダメだったので、自然とうつむき加減になります。そうすると、係長から「胸を張ってぇ!」と喝を入れられます。

もっと恥ずかしかったのは、武田節が終わったあと、

根性第一!
   本腰勤務!
   正道営業!

と全員で叫ぶことです。社長の名前が根本正だったので、それに当てはめて作った会社のスローガンですが、根性第一、正道営業はいいとしても、本腰勤務はちょっと無理があるように思いました。

武田節にしても根性第一にしても、団結力を高めるためにやっているわけですが、宣伝課の社員たちは自由が好きで、そのため社会からこぼれ落ちたような人が多かったので、みんなバカバカしいと思いながらやっていたのではないかと思います(もちろん僕もそういう1人でしたが)。

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イラスト: 東陽片岡

宣伝課の人たちは、ガチガチの左翼とか、ヒモをやっていた人とか、芸術好きのカメラマンとか、詩人とか、ちょっと変わった人が多かったので、なかなか人と馴染めない僕でも、わりと早くみんなの中に溶け込めたように思います。

宣伝課の課長はよく怒る人で、怒ることで威厳を保とうとしているような人でした。つまり、まったく人望がない人で、課長に怒られても反省する人は誰もいません。中には怒られるとき、わざと横を向きっぱなしで抵抗する人もいたり、課長と殴り合いの喧嘩をして辞めていった人もいました。

僕が入社して2ヵ月ほど経った頃、その課長が特別研修に行きました。特別研修というのは、役職の人は全員行かされる過酷な軍隊式の合宿だったようです。

特別研修から帰った課長は頭がヘンになっていました。朝礼のとき、みんなの前でいきなり土下座をして、「私が悪かった。許してください」と言って泣き出しました。まあ、日頃からロクでもない課長だということはわかっていましたが、「許せ」と言われても、どう許せばいいのかみんな戸惑っていたようです。

しばらくして、朝礼のとき課長がまたヘンなことを言い出しました。「社長が給料を上げてくださることになりました。髪の長い人は切るように」と言うのだけど、給料が上がることと髪を切ることのつながりがよくわかりません。あとで想像すると、長髪は不真面目に思われているので、給料を上げてくれた社長へ感謝の気持ちを表すためにその長髪を切れ、ということではなかったかと思います。要するに、課長が自分の顔を立てたいということだけなので、髪を切っても何も変わるわけがありませんが、言われるまま僕も床屋に行って髪を短くしました。長髪だった人が反抗的に丸坊主になるということもありましたが、髪の毛問題はこれ1回限りで、僕の髪もまた長くなっていました。

仕事は主にチラシや新聞広告、車内吊りポスター、浴場ポスターなどのデザインでした。僕はグラフィックデザイナーになることが夢だったので、たとえキャバレーのチラシでも、印刷物のデザインができることになったので張り切っていました。

都内にあるクインビー・チェーンの店は、ダンスフロアがあってバンドも入っている大きいキャバレーが2軒、中規模のキャバレーが5、6軒、小さなピンクサロンみたいな店が2、3軒、和風クラブが1軒ありました。キャバレー全店で行う「催し物」というものがあって、その企画を考えるのも宣伝課の仕事でした。

僕が最初に担当した「催し物」は、僕が入る前に決まっていた「嬉し恥ずかし、万国替え歌祭り」というものでした。僕の担当は、新聞広告とチラシです。この「催し物」の意図は、お客さんに替え歌でも歌ってもらって楽しんでもらおう、「嬉し恥ずかし」だからホステスさんと春歌なんかも歌ってエッチな気分になってもらおう、というようなことだったんじゃないかと思いますが、そんなことは僕の頭の中に微塵もありません。

替え歌には民衆のバイタリティがある。武士階級の権力に支配されながらも、江戸庶民は反権力の替え歌を裏で歌い続けていた。いまもフォークソングで「自衛隊ブルース」や、その替え歌「機動隊ブルース」が歌われたりしていて、替え歌には権力に逆らう力がある。「万国替え歌祭り」にはそういう民衆の替え歌精神を盛り込み、エロティシズムも一緒に盛り込んでデザインしたい。それはモダニズムデザインに対抗できるはずだ。俗的な思想が強力な武器となり、モダニズムデザインに打ち勝つのだ。替え歌祭りを発案した人は、単なる思い付きにすぎないであろう。しかし、デザインも思い付きですませてしまうと、全部が思い付きで終わってしまう。思い付きを真の思想まで高めて社会に送り出す仕事を我々はやらねばならない。

とまあ、反体制・反モダニズム小僧は考えて、ノートに綴るわけです。そして、チラシのデザインは、悶えるホステスさんの写真をバックに火炎瓶が飛び交い、1つ1つの火炎瓶から替え歌の歌詞が書いてある吹き出しが出ているというもので、当然ながら係長に見せると「何、これ?」となります。課長もそばに来て、「キャバレーの宣伝は流行を察知してそれを取り入れるんだよ」などともっともらしいことを言います。やり直しのデザインは、歌っているんじゃなくて、まるで叫んでいるようなマイクを持ったホステスの横顔をイラストで描きました。

企画会議にも出席するようになりました。企画会議の大きなテーマは、どうやってホステスさんを集めるか、どうやってお客さんを呼ぶかでした。「地方の高校へ行ってスカウトしたらどうでしょう?」「東南アジアに行って連れてきたらどうですか?」とか、「抽選でお好きなホステスと熱海一泊旅行っていうのはどうですか?」「それ、売春にならないかな?」とか、冗談みたいなことを真剣に話していました。

これはキャバレーに限らないのですが、女性を売り物にしている風俗店は、若くて可愛い女の子を集めればお客さんは自然と来ます。しかし、いまみたいに若い子が平気で風俗店で働くような時代ではなく、キャバレーのホステスになる人の多くはワケアリの人でした。

ワケアリとは、借金があったり、旦那となんらかの理由で別れて女手ひとつで子供を育てているような人で、住むところがなくても子供がいても働けるように、寮や育児室を設けていました。

上野クインビーの育児室は、僕らが働いている同じフロアの一角にあり、畳敷きの部屋に赤ちゃんがうようよしていました。たまに這って廊下に出て来る赤ちゃんもいて、保母さんが「あらあら」とか言いながら抱き上げて保育室に連れ戻します。そんな光景を見ながら、ホステスさんは全員子持ちなんじゃないかと最初の頃は思っていました。

キャバレーが11時に終わると、子持ちのホステスさんたちは、育児室に子供を引き取りに来ます。寮に住んでいる人たちは、店が用意した迎えのマイクロバスに乗って寮まで帰ります。中には、お客さんに、店が終わったあとデートの約束をしたホステスさんもいたはずですが、子供を連れて帰らないといけないので、待ち合わせ場所に行けるはずがありません。お客さんは待ち合わせ場所で待ちぼうけです。しかし、デートをすっぽかされても、お客さんはまた来て、同じホステスさんを指名していました。お客さんに余裕があった時代です。お客さんに余裕があれば、店にも余裕が生まれます。

ホステスさんは本当に大切にされていました。ホステスさんたちは、5人ぐらいがチームになっていて、新人が入るとチームのみんながフォローしていました。しつこい客が絡んできたりすると、ベテランのホステスさんが軽くいなせてくれます。

われわれ男子従業員は、ホステスさんとの恋愛は御法度です。合い言葉は「商品に手をつけるな」です。でもまあ、陰に隠れて付き合っていた男子従業員はいたと思いますけど。

最近、母子家庭の生活苦の話とか聞くと、社会に余裕がなくなったんだなあとつくづく思います。あの頃だったら、生活に困ったらキャバレーに行けばなんとかなりました。ドレスも貸してくれるし、寮も育児室もあるし、日払いもしてくれるし、身ひとつでその日から働くことができました。キャバレーには、そういう社会貢献的な一面もあったのではないかと思います。

「プロレスエンジョイダイアリー」第1話 鈴木詩子

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鈴木詩子のプロレスエッセイマンガ。

プロレスを知って変わったマンガ家・鈴木詩子さんの心情などをつづるプロレスエッセイマンガ。

【鈴木詩子】
】 2007年「真夜中の青春」にて第九回アックスマンガ新人賞佳作受賞。著書に『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)がある。
「もえプロ♡女子部」マネージャー
http://moepro.jp/
ブッチNEWSで『鈴木詩子の新日本プロレスにハマって…♡』連載中
http://bucchinews.com/keywords/鈴木詩子/

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まだ終わらない 第六話「除染」

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福島県郡山市在住の作者が自身の体験を元に綴る一話完結シリーズの第六回。

まだ終わらない 第六話「除染」

「私たちは本当に放射線のことなんて忘れて生活したい。 でも、そこに在るのに忘れるわけにいかないし、日本中の人々に忘れてほしくないのです」

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「ロマンガロン」第8話 まどの一哉

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ベテラン・まどの一哉が、なんとロボットマンガの長編に挑む話題作!

ベテラン・まどの一哉氏が、なんとロボットマンガの長編に挑む話題作!
これまでもお伽噺等をベースにSF色強い作品を描いていますが、この空想、実はもうひとつのリアリズムを表現しているのです。
コミカルな仮面の下に隠されたまどのマジックを新連載「ロマン・ガロン」でご堪能下さい!

【まどの一哉 】
1956年生、大阪府出身。美学校絵文字工房(講師・赤瀬川原平)卒。
1976年、月刊漫画『ガロ』12月号にて「運命の男」でデビュー。その後『クイック・ジャパン』等で作品を発表。
2006年より『アックス』で意欲的に作品を描き、現在オンラインマガジン『電脳マヴォ』にて「三角帽子」を連載中。

まどの一哉「絵空事ノート」http://esoragoto.iga-log.com/
「電脳マヴォ」公式サイト http://mavo.takekuma.jp/

著書として『洞窟ゲーム』『世の終わりのためのお伽噺』(青林工藝舎)、『西遊』(ワイズ出版)がある。

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田中六大マンガ劇場第九回「死者の日」

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マンガ家、絵本作家として活躍する田中六大氏が毎回自由に描くwebマンガ連載。

マンガ家、絵本作家として活躍する田中六大氏が毎回テーマもページ数も自由に描くwebマンガ連載。 田中氏がどんな世界を見せてくれるのか? どうぞお楽しみに!

【田中六大】
1980年生まれ。多摩美術大学大学院修了。あとさき塾で絵本創作を学ぶ。 第7回アックスマンガ新人賞佳作。第50回ちばてつや賞佳作。第5回ますむらひろしコミック大賞受賞。

【著書として】
・漫画
クッキー缶の街めぐり(青林工藝舎)
・絵本の作・絵
でんせつのいきものをさがせ!(講談社)
・絵本の絵
だいくのたこ8さん(作・内田麟太郎/くもん出版)、しょうがっこうへいこう(作・斉藤洋/講談社)、ねこやのみいちゃん(作・竹下文子/アリス館)など
・児童書のさし絵
音楽室の日曜日(作・村上しいこ/講談社)ひらけ!なんきんまめ(作・竹下文子/小峰書店)願いのかなうまがり角(作・岡田淳/偕成社)など
http://www.rokudait.com/

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「西成日記放電横丁版」第2回 藤枝奈己絵

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大阪・西成のゲストハウスに住んでいた経験を生かして描く西成の愉快(?)な日々。

大阪・西成のゲストハウスに住んでいた経験を生かして描く西成に住む人々の愉快な(?)な日々。 取材は継続中なのでどうぞお楽しみに!!

【藤枝奈己絵】1999年『ヤングマガジン』にてデビュー。その後『別冊ヤングマガジン』『アックス』などの作品を発表。著書に『変わってるから困ってる』『夢色お兄ちゃん』『赤子よ日記』(青林工藝舎)がある。

ブログ『幼児よ日記』 http://blog.livedoor.jp/gogoaverage/

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「ハルさんちのハンドメイド~大きな手小さな手」第十五回 池田ハル

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イラストレーター池田ハルが娘さんと一緒に作る楽しいハンドメイド!!

「ハルさんちのハンドメイド~大きな手小さな手」第十五回 池田ハル

  • ヴィンテージ・バービーのためのハンドメイド着せ替えドレス。
  • ビリケン・ギャラリー撮影レポート。
  • スイミングおかえりのバッグを作ろう!ワークショップ。
  • 「新一年生の週末」日記マンガ。

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一年生になりました!
どうも風邪がすっきりと治らない娘さんです。毎日早起き、宿題、明日の時間わり、忘れ物のないように!!
週末はゆっくりとー起きません。ちょっとお出かけした DISK UNION 新宿中古センターで見つけたもの、小さくマンガに描きました。
下の「新一年生の週末」をご覧下さいね。

ヴィンテージ・バービーのためのハンドメイド着せ替えドレス。

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さて、前回はマグネット・タイプの着せ替え人形を作りましたが、今回は「ヴィンテージ・バービーのためのハンドメイド着せ替えドレス」です。
元々わが家にあった、バービーたち(以前パパさんが eBay USAで衝動買いしたもの)がずーっと気になっていました。何年もちゃんとお洋服を着せてもらえず裸のまま、雑にドールケースに入れられていたのです…。娘さんが時々遊んでいるのですが、着せ替えがないとやっぱりつまんないでしょ。そこで「裸のヴィンテージ・バービーのためのハンドメイド着せ替えドレス」を作ることにしました。

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まず、取りかかりにお人形用着せ替え服のパターン付き書籍を探しました。いくつか見た中で格別にステキだったのは、蜜蜂けいと著「クラシックバービーのためのドレスブックバービー・モード」でした。
コレクターはページを眺めているだけでもうっとりする様な写真もドレスも本当に素晴らしい本です(絶版)。
ただ、作るにはとても難易度の高い本です。解りづらくて、説明が足りないし…原寸のものと拡大するものの区別諸々ー…。途中で何度か心が折れそうになりましたが結局、ドレスの型紙は4回作り直し、帽子と手袋は3回ずつ直して、それでも微調整をしながらカタチにして行きました。手袋だけのためにストレッチサテン生地も買いました。(他は綿サテンです)

それから、よい機会なのでバービーについて学ぼうと思い、宮塚文子著「バービーと私ー着せ替えドレスを作り続けた半生記」も読みました。
ここにも、衣装に宿る女の魂を感じましたー。とても面白い本でした。何でもそうですけど、最初に作った人はやはりすごいですね。
「品質のよいものを」というマテル社の要望に答えるため、マテル社デザイナーのジョンソン女史に付いて、一年間ひたすら手を抜かない仕事を提供した宮塚文子さんと1950年代後半の日本のこと。MADE IN JAPAN (日本製) の初代バービーをとても誇らしく思いました。素敵です。

♡バービーひとくちメモ♡
「バービー」の名はマテル社の創業者ハンドラー社長夫妻の娘「バーバラ」の愛称から生まれました。その後に発売させたバービーの彼氏「ケン」は息子の名前 から。単なるおもちゃの人形ではなく、ファッションに代表される女性の行き方の投影として、娘に与えることのできる人形であることが重要だったのではー。バービーはアメリカで働く女性が当時の初任給を出して買ったといわれているそうですよ。

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ドレスと帽子と手袋、何度もやり直しました。ヘアアクセサリーのリボンも合わせて付けました。

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サイズ違いにできてしまった大きい帽子、中くらいの帽子、小さい帽子をかぶってもらいました。

仕上がりはこんな感じです。すました表情と、凹凸のあるボディ。小さくても(人間の女の子の六分の一)ちゃんとレディのドレスなのでした。難しかった~。出来上がり嬉しいです!!

ビリケン・ギャラリー撮影レポート。

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バービーの撮影はビリケンさんで!と決めていました。いつもお世話になっているわたしの大好きな「ビリケン・ギャラリー」です。
ヴィンテージのおもちゃと言えばここですよね。バービー愛好家でもあるオーナー夫人のミミ子さんにまず見ていただきました。そして、鑑定してもらったのですがなんと…わたしのバービーはニセモノだったのです(涙)うゎ~~~ん!!!

  • バービーの顔は本物、身体は別のもの…。
  • ベンダルフランシー(初期ではない)まつげが取れている…との鑑定でした。

だから微妙にドレスのサイズも合わなかったのだと思います。クラシックバービーではなかったと。ショックでした。でも、わたしらしくてそれも面白い経験になったと今は思います。このジャンクなかんじが居心地よかったりするんですよ…。
でも、せっかくなので本物のドレスが作りたいです。実はもう一つ、バービーを持っています。これは以前に復刻版のクラシックバービーをわたしがお小遣いで入手したものですが、状態はよいです。まだ箱から出してもいないので、次回はこの娘のために作ります。これはマテルの本物だと思います!!

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ビリケンギャラリーのオーナー三原さんご夫妻です。ありがとうございました!

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スイミングおかえりのバッグを作ろう!ワークショップ。

慌ただしかった卒園式の後のこと。スイミング教室のお友だちにお集りいただいて、「スイミングおかえりのバッグを作ろう!」ワークショップを開催しました。
約1年間くらい通っていますが、スイミングの後ってタオルとか帽子とか、荷物がふえるのでサッとしまって帰りたいのです。それで、ビニールのバッグごとしまえる様な手頃なサイズの無地のトートバッグに自由に絵を描いたり、ステンシルで模様を付けたりしました。前日に描きたい絵のラフを描いて来てもらいましたが、たいていはみんな別の物を描いていましたよ。お母さんとおばあちゃん、下のお子さんも一緒に賑やかにはじまりましたー♪

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三人の女の子がとってもよく描けています。

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前日に描いたものと、当日描いたもの。

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赤いバッグはわたしのアイデア、サングラスガールです。

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完成!みんなのかっこいいバッグが出来上がりました。これ持ってスイミングもがんばろう!

「新一年生の週末」日記マンガ。

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そんなわけで、風邪ぎみな新一年生の週末。ちょっとお出かけした DISK UNION 新宿中古センターにて、本秀康さんの主催する「雷音レコード」のグッズも見つけることができました。可愛い!(オリジナルのレコード収納コンテナが欲しいな)
入り口のROCKな缶バッチ・ガチャポンでは、わたし好みな60’S-70'Sのバッチが出ました。これは当たりです。
帰り道「ベロ出してるマーク」に気がついたこと話せて楽しかったです。OH! YEAH!!! いい所に気がつきました。
Rolling Stones のマークを調べる頃には、おかげさまで風邪もほぼ治りました。ストーンズのマークくらいソラで描けると思ってましたけどねぇ。
今月も元気で順調に制作できますように。

今日はここまで。

池田 ハル プロフィール

福岡生まれ。セツ・モードセミナー卒業後、古着屋店長、デザイナーなどを経てフリーランス。イラストレーターとして女の子の企画を中心に活動中。ハンドメイド好きな一児の母親でもある。
「小さな手が大きくなるまで一緒に手作りできたらいいなぁ♪」

HALNOTE.COM
http://www.halnote.com


「もちが焼けたよ」第9回 筒井ヒロミ

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餅になったおじいちゃんと一緒に暮らす大河くん、えっ、どーなっちゃうの!?

「おじいちゃんがモチになっちゃったんだよ」 「最近はやってるんだよ、高齢者のモチ化。でもまさかウチもなんてね…」 「モチなら食べてしまえばよいではないですか!」 「そうはいかないよ、一応おじいちゃんなんだから…」

モチになってしまったおじいちゃんと暮らす大河くんとその周辺のお話「もちが焼けたよ」が 4コマ漫画になって放電横丁に登場です。どうぞお楽しみに!

【筒井ヒロミ】 1977年生まれ。2009年、32歳で会社を辞めて漫画の持ち込みを始める。 第13回アックスマンガ新人賞・南伸坊個人賞受賞。 ○著書『トロミちゃん THE TOROBAKO GIRL』(青林工藝舎) ○ブログ http://nya-nya-studio.com/

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「もちが焼けたよ」 第10回 筒井ヒロミ

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餅になったおじいちゃんと一緒に暮らす大河くん、えっ、どーなっちゃうの!?

「おじいちゃんがモチになっちゃったんだよ」 「最近はやってるんだよ、高齢者のモチ化。でもまさかウチもなんてね…」 「モチなら食べてしまえばよいではないですか!」 「そうはいかないよ、一応おじいちゃんなんだから…」

モチになってしまったおじいちゃんと暮らす大河くんとその周辺のお話「もちが焼けたよ」が 4コマ漫画になって放電横丁に登場です。どうぞお楽しみに!

【筒井ヒロミ】 1977年生まれ。2009年、32歳で会社を辞めて漫画の持ち込みを始める。 第13回アックスマンガ新人賞・南伸坊個人賞受賞。 ○著書『トロミちゃん THE TOROBAKO GIRL』(青林工藝舎) ○ブログ http://nya-nya-studio.com/

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今日の病気・第4回「まぶたの島の巻(後編)」/甲山弓

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心のつぶやきが不思議な音となって共鳴し、日常と非日常を行ったり来たり。

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どこかの島で記憶をなくした主人公と猿が、
生活したり病気になったり何かを発見したりするお話です。
月1回更新します。よろしくお願いします。

【甲山弓】
福岡生まれ。イラストレーター、漫画家。
2010年、第12回アックスマンガ新人賞 林静一個人賞受賞。
ちーぱか名でゆるいエッセイ漫画もwebで連載中
http://www.comico.jp/articleList.nhn?titleNo=3&vm=top_tls
【片隅舎】 http://www.katasumisha.com/

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「ロマンガロン」第9話 まどの一哉

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ベテラン・まどの一哉が、なんとロボットマンガの長編に挑む話題作!

ベテラン・まどの一哉氏が、なんとロボットマンガの長編に挑む話題作!
これまでもお伽噺等をベースにSF色強い作品を描いていますが、この空想、実はもうひとつのリアリズムを表現しているのです。
コミカルな仮面の下に隠されたまどのマジックを新連載「ロマン・ガロン」でご堪能下さい!

【まどの一哉 】
1956年生、大阪府出身。美学校絵文字工房(講師・赤瀬川原平)卒。
1976年、月刊漫画『ガロ』12月号にて「運命の男」でデビュー。その後『クイック・ジャパン』等で作品を発表。
2006年より『アックス』で意欲的に作品を描き、現在オンラインマガジン『電脳マヴォ』にて「三角帽子」を連載中。

まどの一哉「絵空事ノート」http://esoragoto.iga-log.com/
「電脳マヴォ」公式サイト http://mavo.takekuma.jp/

著書として『洞窟ゲーム』『世の終わりのためのお伽噺』(青林工藝舎)、『西遊』(ワイズ出版)がある。

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「ロマンガロン」第10話 まどの一哉

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ベテラン・まどの一哉が、なんとロボットマンガの長編に挑む話題作!

ベテラン・まどの一哉氏が、なんとロボットマンガの長編に挑む話題作! これまでもお伽噺等をベースにSF色強い作品を描いていますが、この空想、実はもうひとつのリアリズムを表現しているのです。 コミカルな仮面の下に隠されたまどのマジックを新連載「ロマン・ガロン」でご堪能下さい!

【まどの一哉 】 1956年生、大阪府出身。美学校絵文字工房(講師・赤瀬川原平)卒。 1976年、月刊漫画『ガロ』12月号にて「運命の男」でデビュー。その後『クイック・ジャパン』等で作品を発表。 2006年より『アックス』で意欲的に作品を描き、現在オンラインマガジン『電脳マヴォ』にて「三角帽子」を連載中。

まどの一哉「絵空事ノート」http://esoragoto.iga-log.com/「電脳マヴォ」公式サイト http://mavo.takekuma.jp/

著書として『洞窟ゲーム』『世の終わりのためのお伽噺』(青林工藝舎)、『西遊記』(ワイズ出版)がある。

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