「ハルさんちのハンドメイド~大きな手小さな手」第六回 池田ハル
- 「赤ちゃんのガラガラ・ドーナツと、にぎにぎソフト」
- 「スイーツ大好き・時屋さんのどら焼きと、お手製どら焼き」
- 「どこでもフレームをつくろう!」WS
- 「家庭科室で作ったハッピー・ジャケットのゆくへ」ルポ・マンガ
「赤ちゃんのガラガラ・ドーナツと、にぎにぎソフト」
この連載がはじまる前から、時間がある時に作りたいなぁ、と考えていたアイデアがいくつもありまして。今回のもけっこう以前から考えていました。そして、昨年末からチクチク作って来たもの、途中インフルエンザや諸々をはさみ、季節は初夏へー。長かったです。
せーーーーーのっドン!と、子どもたちの集中力めいっぱいの1時間くらいで出来るものが好きなんです。本当は。でも、作りたいもののほとんどがそんな風には出来ないですから。時間もかかる。その間に友人の赤ちゃんが2人生まれましたよ。少し遅れてのお祝いとなりました。
周りで子どもが生まれた時に、ほんのり喜んでもらえるようなプレゼントが出来たらいいのになぁ、と考えていたのです。図書館で書籍を探して参考にしつつ、素材を調達しながら変化をつけて行きました。
「フェルト製のがらがら」は手洗いが出来る素材で、赤ちゃんが汚しても洗えるのがいいですよね。握りやすい大きさです。表面のビーズはすぐに取れないようにしっかりと縫い付けました。小さいので絵本やカードに添えて郵送にしてもいいです。
このドーナツを製作中に、娘さんが『ドーナツ・タワーにして!』というので、出来るだけ多く作って重ねてみましたが、なかなか難しい。相当沢山作って積み上げないとタワーにはなりませんね。ドーナツ・タワーへの道のりは長いー。また気が向いた時にでも新しいスイーツ作ります~。。。
もう「がらがら」で遊ぶ年齢でもないと思っていたのですが、とても喜んでくれました。友人にも好評でしたよ。よかったです。
「スイーツ大好き・時屋さんのどら焼きと、お手製どら焼き」
「がらがら」作りのきっかけの1つとなった新宿「時屋」さんのどら焼きとお抹茶のセット(美味しいですよ)。お店の許可を得て撮影しました。うちのお手製どら焼きと共にー。実際には中に「鳴き笛」を入れましたから手で押すとプープーーッと鳴ります。ホッと一息、楽しい撮影でした♪
余談ですが、こちらはマンガ「ドラえもん」の中でドラえもんが食べている、どら焼きのモデルになったそうです。当時、藤子・F・不二雄先生がよく通っておられたといわれる老舗の甘味処。うどんや軽食もあるので子ども連れでも入りやすいですよ~。
親子クラス1年間の終了時、お土産にもらった「紙粘土製のドーナツ」お家で着色して、ビーズもトッピングしました。こーいうのホントに楽しくて好きですね!
「どこでもフレームをつくろう!」WS
地元の友だちのお家でも一緒に作って来ました。あらかじめフレームにアクリル絵の具で着色をして、こちらから用意した素材も持って行きましたが、基本は現地調達。砂場で拾ってきた貝殻だってくっ付けました。フレームってどこにでも売っているし、目的がわかりやすく作りやすいかなと思います。
実家に飾ってあった、娘さんの七五三の写真もキラキラにして来ました☆どこでも作れるから「どこでもフレーム」!!
上の写真、右下のものは別の親子クラスで作ったものですが、画用紙に絵を描いて、パンチで穴をあけたり、毛糸を通したりしました。お気に入りの写真を貼るだけでもいいですね。すぐに作れるどこでもフレームでした。
「家庭室で作ったハッピー・ジャケットのゆくへ」ルポ・マンガ
高校3年生の頃、放課後は家庭科室で服を作ったりしていました。その頃、創刊された雑誌「CUTiE」の中に手作りのコーナーがあって、わたしも応募したりしていました。すぐに人にあげてしまうので手元に残っていないのですが、上京した当時、旧友のSにジャケットをあげたのでした。20数年前のことですー。それを今でも着てくれているそうで(!!)本当にびっくりましたけど。嬉しかったです^^
青林工藝社さんちの「ラッキー」にもドーナツとソフトあげました。遊んでくれるといいな♪
今日はここまで。
池田 ハル プロフィール
福岡生まれ。セツ・モードセミナー卒業後、古着屋店長、デザイナーなどを経てフリーランス。イラストレーターとして女の子の企画を中心に活動中。ハンドメイド好きな一児の母親でもある。
「小さな手が大きくなるまで一緒に手作りできたらいいなぁ♪」
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